湊酒田の飾り菓子 日本でひとつだけの菓子両面木型製

酒田は、最上川が日本海と出会う湊町。
西廻り航路、北前船で上方や江戸、
北海道を往復する中継地として栄えました。
豊富な物資の集積地であったことから上方文化の影響を
色濃く受け、今でもその名残が感じられます。

天保三年創業、御菓子司小松屋の「雛菓子」もそのひとつ。
木型を使用した片栗細工の飾り菓子で、
その木型は、京都の木型職人が店に寝泊まりしながら
彫り上げたものや、代々の店主が特別に作らせたものなど、
長年にわたって集めた、どれも日本にひとつしかない、
とても貴重なものでした。

このたび、文化と技術を残したい一心で
完成させたのが「湊酒田の飾り菓子」です。
伝承の木型と製法を活用し、伝承の雛菓子の面影をそのままに、
海の幸、山の幸、縁起ものなど、
色とりどりの飾りを復刻いたしました。
生活の傍らに、季節折々のあしらいに添えて、
湊町酒田の息吹を感じていただければ幸いに存じます。

※観賞用、工芸菓子ですので、お召し上がりになれません。

飾り菓子職
小松屋 又三郎

※小松屋又三郎は、小松屋の創業以来の屋号です。

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